目次
歴代優勝チーム
一覧表
シーズン | 優勝チーム |
1929 | バルセロナ |
1929-30 | A・ビルバオ |
1930-31 | A・ビルバオ |
1931-32 | レアル・マドリード |
1932-33 | レアル・マドリード |
1933-34 | A・ビルバオ |
1934-35 | ベティス |
1935-36 | A・ビルバオ |
1936-39 | 内戦により不開催 |
1939-40 | アトレティコ・マドリード |
1940-41 | アトレティコ・マドリード |
1941-42 | バレンシア |
1942-43 | A・ビルバオ |
1943-44 | バレンシア |
1944-45 | バルセロナ |
1945-46 | セビージャ |
1946-47 | バレンシア |
1947-48 | バルセロナ |
1948-49 | バルセロナ |
1949-50 | アトレティコ・マドリード |
1950-51 | アトレティコ・マドリード |
1951-52 | バルセロナ |
1952-53 | バルセロナ |
1953-54 | レアル・マドリード |
1954-55 | レアル・マドリード |
1955-56 | A・ビルバオ |
1956-57 | レアル・マドリード |
1957-58 | レアル・マドリード |
1958-59 | バルセロナ |
1959-60 | バルセロナ |
1960-61 | レアル・マドリード |
1961-62 | レアル・マドリード |
1962-63 | レアル・マドリード |
1963-64 | レアル・マドリード |
1964-65 | レアル・マドリード |
1965-66 | アトレティコ・マドリード |
1966-67 | レアル・マドリード |
1967-68 | レアル・マドリード |
1968-69 | レアル・マドリード |
1969-70 | アトレティコ・マドリード |
1970-71 | バレンシア |
1971-72 | レアル・マドリード |
1972-73 | アトレティコ・マドリード |
1973-74 | バルセロナ |
1974-75 | レアル・マドリード |
1975-76 | レアル・マドリード |
1976-77 | アトレティコ・マドリード |
1977-78 | レアル・マドリード |
1978-79 | レアル・マドリード |
1979-80 | レアル・マドリード |
1980-81 | レアル・ソシエダ |
1981-82 | レアル・ソシエダ |
1982-83 | ビルバオ |
1983-84 | ビルバオ |
1984-85 | バルセロナ |
1985-86 | レアル・マドリード |
1986-87 | レアル・マドリード |
1987-88 | レアル・マドリード |
1988-89 | レアル・マドリード |
1989-90 | レアル・マドリード |
1990-91 | バルセロナ |
1991-92 | バルセロナ |
1992-93 | バルセロナ |
1993-94 | バルセロナ |
1994-95 | レアル・マドリード |
1995-96 | アトレティコ・マドリード |
1996-97 | レアル・マドリード |
1997-98 | バルセロナ |
1998-99 | バルセロナ |
1999-00 | デポルティーボ |
2000-01 | レアル・マドリード |
2001-02 | バレンシア |
2002-03 | レアル・マドリード |
2003-04 | バレンシア |
2004-05 | バルセロナ |
2005-06 | バルセロナ |
2006-07 | レアル・マドリード |
2007-08 | レアル・マドリード |
2008-09 | バルセロナ |
2009-10 | バルセロナ |
2010-11 | バルセロナ |
2011-12 | レアル・マドリード |
2012-13 | バルセロナ |
2013-14 | アトレティコ・マドリード |
2014-15 | バルセロナ |
2015-16 | バルセロナ |
2016-17 | レアル・マドリード |
優勝回数ランキング
順位 | チーム名 | 優勝回数 |
1 | R・マドリード | 33 |
2 | バルセロナ | 24 |
3 | A・マドリード | 10 |
4 | A・ビルバオ | 8 |
5 | バレンシア | 6 |
6 | R・ソシエダ | 2 |
7 | デポルティーボ | 1 |
ベティス | 1 | |
セビージャ | 1 |
【レアルとバルサの2強が抜けている】
リーガエスパニョーラの最多優勝クラブは世界屈指の人気クラブであるレアル・マドリード。ここ最近のリーグ戦ではライバルチームのバルセロナにやや劣っている感は否めないが、リーガエスパニョーラ創設以来コンスタントに優勝を重ね34回リーグ制覇を果たしている。
優勝回数ランキング2位は現在のサッカー界においてレアル・マドリードを凌ぐ程の人気を誇るFCバルセロナ。ライバルチームのレアル・マドリードと同様にリーガエスパニョーラ創設以来、強豪として常にリーグの覇権を争ってきた。
【古豪チームが2強に続く】
レアル・マドリード、バルセロナの2強に次ぐ優勝回数を誇るのはアトレティコ・マドリード。その優勝回数は10回と2強には遠く及ばないものの、堂々の単独3位にランクイン。アトレティコ・マドリードが最もリーグ優勝を果たしていた時期は1960年~1970年代で、やや古豪のイメージが強い。しかし近年は比較的上位に君臨し、2013-2014シーズンは見事リーグ制覇を成し遂げている。
優勝回数ランキング4位はリーグ優勝回数8回を誇るアスレティック・ビルバオ。リーグ優勝は1983-1984シーズンから遠ざかっている。リーグ優勝8回の内、ほとんどがリーガエスパニョーラ創設初期のものである。近年のリーグ戦では万年中位に甘んじており、正真正銘の古豪クラブと言える。
【優勝経験があるのはたったの9チーム】
リーガエスパニョーラが創設されたのは1929年。現在(2018年)に至るまで約90年近くの長い歴史があるスペインサッカーリーグ。そんな長い歴史の中で優勝経験があるクラブはたったの9クラブのみ。その中でレアル・マドリードとバルセロナの優勝が6割以上も占めている。リーガエスパニョーラは、この2チームによる2強リーグと言えるだろう。
リーガエスパニョーラ覇権争い
1929~1939 ビルバオ黄金時代
栄えあるリーガエスパニョーラ第1回優勝チームはFCバルセロナだった。この時代からバルセロナとレアル・マドリードは激しい優勝争いを繰り広げていたが、この時代に最も強かったのは、この2チーム以外のクラブだった。
リーガエスパニョーラ開幕初期はアスレティック・ビルバオが最多4度のリーグ優勝を果たし、スペインサッカーリーグのトップに君臨していた。リーグ戦無敗優勝を達成したり、あのバルセロナ相手に12-1と圧勝するなど、その強さは際立っていた。
1936年~1939年はスペイン内戦の影響により、リーグ戦は開催されなかった。
1939~1949 内戦で勢力図が変化
スペインの内戦により、数多くのサッカー選手が犠牲になった影響でリーガエスパニョーラの力関係が変化した。
バレンシアが強豪となり、バルセロナと並んで3度のリーグ制覇を果たす。
この時期はレアル・マドリードのリーグ優勝が1つもなく、レアル・マドリードにとってはリーグ戦不遇の時代となった。
1949~1980 レアル中心の時代へ
1950年代に入ると、レアル・マドリードのリーグ優勝の回数が一気に増えていった。この時代はレアル・マドリードが支配していたと言っても過言ではなかった。
この時期、レアル・マドリードがリーグの中心で、バルセロナやアトレティコ・マドリードがレアル・マドリードに次ぐ優勝回数を誇り、王者レアルのライバルとして優勝争いを繰り広げていた。
1980~1990 ソシエダ黄金期&ビルバオ復権も・・・
この時代に黄金期を迎えたレアル・ソシエダが1980-1981シーズン、1981-1982シーズンを連覇。
そして古豪のアスレティック・ビルバオが1982-1983シーズン、1983-1984シーズンを連覇して復権を果たす。
レアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオは同じバスク州に本拠地を置くクラブチーム。この2チームによるバスクダービーは友好的なダービーとして有名である。(一般的なダービーでは両者のプライドがぶつかり合い、好戦的なムードになる)
1985年以降はレアル・マドリードがリーグ5連覇を達成し、再びレアル・マドリード支配の時代へとなってしまった。
1990~1999 リーグの主役はバルセロナ
バルセロナが1990-1991シーズンからリーグ4連覇を達成して一時代を築く。オランダ人のヨハン・クライフ監督が率いたこのチームはエル・ドリーム・チームと称された。そのメンバーはその名の通り豪華な布陣で、ミカエル・ラウドルップ、クーマン、ストイチコフ、ロマーリオ、グアルディオラなど蒼々たる選手が所属していた。また後にJリーグでもプレーすることになるサリナスも2トップの一角として活躍していた。
バルセロナは1997-1998シーズン、1998-1999シーズンも連覇を達成して、1990年代の主役として輝きを放った。
1999~2004 デポルティボとバレンシアが台頭
バルセロナとレアル・マドリードの2強に割って入る形で、バレンシアとデポルティーボの2チームが台頭。2強相手に互角以上の戦いを見せていた。
1999-2000シーズンはデポルティーボが優勝、2001-2002シーズンと2003-2004シーズンはバレンシアが優勝し、この時代はこの2チームが上位争いに加わることが多かった。2強であるバルセロナとレアル・マドリードを脅かす存在だった。
2004~現在 2強が他クラブを圧倒
ここからバルセロナとレアル・マドリードの2強という構図が、今まで以上に色濃くなる。
ほぼ毎年、1位2位はバルセロナorレアル・マドリードという順位が続いた。
2008-2009シーズンからリーグ3連覇を達成したグアルディオラ監督率いるバルセロナは国内外で数々のタイトルを獲得して無類の強さを誇った。
バルセロナにはアルゼンチン代表のリオネル・メッシ。レアル・マドリードにはポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド。という世界No.1プレイヤーの1人が在籍し、異常なペースで得点を量産し続けている。
2013-2014シーズンは、2強を抑えてアトレティコ・マドリードが久々のリーグ制覇を果たした。